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日本語教育能力検定試験合格を目指して独学でがんばる人の応援ブログ

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勉強の仕方が大事

 今日は、検定試験合格のための勉強の仕方がテーマです。勉強の仕方については、いっぱい本が出ています。試しに、アマゾンで「勉強法」で検索してみてください。何百冊と出てきます。これほど勉強の仕方が大事だということです。

 私もいろいろ情報収集したり試行錯誤したりして、結果的に次の勉強法に落ち着きました。

1.過去問中心に勉強する。

2.インプットよりアウトプット主体で記憶する。

3.過去問以外の本は教科書と用語集の各1冊だけ。

 補足します。1.の過去問中心の勉強法はあまり説明を要しないと思います。冒頭に挙げた、書店に並んでいる各種勉強法の本でも、ほとんどが過去問主体の勉強法を推奨しています。特に日本語教育能力検定試験のような出題範囲が明示されている選択式試験では「過去問勉強法が王道」と言っていいでしょう。

 2.のアウトプット主体の記憶法とは、学んだことをすぐ口に出したり人に説明したりすることによって記憶を図る勉強法です。若い頃と違って、60も過ぎると単に教科書を読んだりノートに書いたりするだけではほとんど記憶に残らず、勉強し始めの頃は毎日愕然としていました。

 そこで、暗記力に頼る記憶法を諦め、声に出してかつ他者に説明することによる、五感を総動員しての記憶を図りました。これは、想像以上に効果がありました。

 単に教科書や過去問解説を読んでいると、何となく分かったような気になってどんどん進んでいってしまいますが、いざ少し時間をおいて同じ問題をやると全く答を思い出せないということがよくありました。結局、分かっていなかったのです。

 その点、アウトプットする方法では、分かっていないともうその時点でうまくアウトプット(人に説明)できませんので、本当に理解できているかどうかが明確です。逆に言えば、きちんと人に説明できるよう話せたら、十分理解できているということになります。

 ただ、人によっては適当な説明相手がいないとか、いても気恥ずかしくてとても偉そうに講釈を垂れることができないという人がいると思います。実は私もそうでした。

 そこで私は二つの方法を取りました。一つは三日坊主防止の習慣化アプリ「みんチャレ」です。ちょうどメンバー募集中の日本語教育チームがありましたのでそこに入れてもらい、誰かが質問や疑問を投稿すると必死になって調べて回答してました。これ、お勧めです。すごく勉強になりました。また、習慣化アプリの名の通り、独学のモチベーション維持にも役立ちました。

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  もう一つは、我が家の保護猫ディオを相手にする方法です。これはいいですよ。どんなに偉そうに講釈を垂れても、あるいはどんなにしどろもどろになってしゃべっても、相手はキョトンとした顔で聞いているだけで、けっして皮肉を言ったり冷笑を浴びせたりすることはありません。私の検定合格の陰の功労者は、ディオだと断言できます。

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 3.については、2月の準備編で詳しく説明しますが、教科書と用語集が各1冊あればほぼ事足ります。足りないところはネットでいくらでも補えます。本当に、いい時代になりましたね。

 本日は、ここまでです。次回は「日本語ボランティア」について発信します。