これであなたも、日本語教師!

日本語教育能力検定試験合格を目指して独学でがんばる人の応援ブログ

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試験日まで2か月切りました。

 8月も下旬に入り、検定試験の試験日まであと2か月弱。トラック競技で言えば第4コーナーを回って直線コースを全力疾走しようかというところです。

 この時期、当ブログの読者のみなさんは、過去問4年分を4、5巡し、いささかマンネリ(過去問馴れ)に陥っているのではと思います。

 そこで、気分転換を兼ねてそろそろ取り組みたいのが模擬試験です。と言っても、やるのはやはり過去問です。これまでしたことのない年度の過去問を引っ張り出してきてください。

 当ブログがお薦めしてきたのは令和2年度の過去問ですが、既に他の年度と一緒にやってしまったのであれば、別の年度でも構いません。とにかく初顔合わせの過去問にしてください。

 市販の問題集にも模擬試験は出ていますが、情報の精度が違います。必ず凡人社の過去問にしてください。

 さて、模擬試験の仕方です。

 まず、解答用紙をコピーします。次に、写真のように解答枠ごとにタイムリミットをメモ書きします。

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 ここに書く時刻は、本番の持ち時間を配分した時間を書きます。上の写真は、令和2年度の時間割(下)に基づいてタイムリミットを設定しました。

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 したがって、試験Ⅰの解答用紙第2面は次のようになります。

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 試験Ⅰは、問題1、問題2は比較的簡単なので10分、問題3から問題7までは各枠15分、次の枠は20分、最後は見直し時間を含めて30分としました。

 ただ、これはあくまでも目安時間です。残り時間5分なのにまだ20問ある、ということにならないようにするためのものです。ご自分の特性に合わせて設定してください。

 試験Ⅱは音声の流れに沿ってやるだけですから、時間配分は関係ありません。その代わり、以前申し上げた音声表のメモを、解答例の音声が流れているときに書き込んでください。

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 時間管理が重要なのは試験Ⅲです。記述問題があるからです。

 私は、下書きをせず、頭に浮かんだ文章をそのまま原稿に書くタイプなので、問題17(記述)の持ち時間を30分としました。

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 なお、本番のときも、というか本番こそこのようにタイムリミットを書いて時間管理してください。ただし、提出の際は必ず消しゴムで消してくださいね。

 こうして本番さながらの模擬試験を行ったら、浮き出てきた問題について対策を講じます。あと2か月、みなさんの健闘を祈ります。