これであなたも、日本語教師!

日本語教育能力検定試験合格を目指して独学でがんばる人の応援ブログ

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さぁ、準備だ。まずは全体把握!

 2月になりました。今月は受験勉強の準備期間です。3月からの勉強開始に向けて、必要な教材や道具を揃えましょう。ある程度はお金が掛かりますが、大学や養成講座に通うことを考えれば、微々たるものです。

 タイトルにもあるように、まずは検定試験の全体把握です。いつ、どこで、どのように行われるかとか、出題範囲や傾向と対策、出願要領など、検定試験に関する概要をつかみます。

 そのために、もっとも適した本がアルク社のこの「合格するための本」です。令和3年度とあるように、毎年発行されます。そして、毎年ほぼ同じ内容です。

 したがって、昨年度や一昨年度の本を持っている人は、買わなくてもいいです。また、受験歴がある人も買う必要がありません。今年初めて受験するので試験のイメージがまったくつかめないという人だけ買ってください。

令和3年度日本語教育能力検定試験合格するための本

 本は読むものなので買ったら読むわけですが、この本は読み方が重要です。

 最初は、検定試験の説明部分だけ読みましょう。くれぐれも、練習問題や記述式問題・聴解問題の演習はやらないでください。自信を無くし、怖気づくだけです。特に、記述式と聴解の演習は、おすすめしません。なぜなら、当ブログの方針である過去問主体の勉強法で十分だからです。

 それなら買う必要がないのじゃないかと思われる方もいると思います。その通りです。最初に申し上げたように、全体把握のために必要であって、それがある程度できている人や、ネットで十分情報収集できる人は、あえて買う必要はありません。

 とにかく2月の段階では、検定試験の概要を知ることにとどめ、勉強や問題演習のページはスルーしましょう。次回は教科書について発信します。