これであなたも、日本語教師!

日本語教育能力検定試験合格を目指して独学でがんばる人の応援ブログ

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過去問を揃えましょう!

 当ブログ推奨の検定試験勉強法は、過去問中心の勉強です。それ以外の問題集は使用しません。

 日本語教育能力検定試験の過去問題集は唯一、凡人社から発行されています。出題範囲が改定された平成23年度以降が対象になりますが、みなさんは平成28年度から令和2年度までの5年分の過去問を入手してください。なお、例年の例で言うと令和2年度版は今年の3月末頃に発売されます。まずは令和元年度版までを揃えてください。

 なぜ5年分かと言いますと、時事統計問題はその時々の社会情勢の変化を受けて大きく変わるからです。

 例えば昨年は、コロナの影響で、来日した外国人の旅行客や留学生、技能実習生などの数が大幅に減りました。これがすぐに今年の試験に反映されることはないかもしれませんが、最新の情勢やデータを把握しておくことは、とても重要です。こんなときに古い過去問の古い時事統計問題を一生懸命やっても、却って頭を混乱させるだけになります。

 それに勉強の密度の問題もあります。過去問10年分を各2回、計20回やるよりも、5年分をみっちり4回やった方が断然効率がいいです。出題範囲も3,4年サイクルで繰り返されるという話がありますから、5年分を押さえれば、ほぼ全範囲をカバーできるでしょう。

 ところで、過去問は改訂されるものではありませんので、新品にこだわらない人は中古本でいいでしょう。特に今の時期は、昨年12月に合格通知をもらった人が、こぞって売りに出しています。試しに先ほどメルカリを「日本語教育能力検定試験」で検索したら、これまでに当ブログで紹介した本を含めて大量に出品されていました。Amazon楽天でも中古本を扱っていますので、一応広告サイトを以下に貼っておきます。 

 最後に一つお願いです。過去問を入手しても、すぐには取り掛からないでください。時間は、たっぷりあります。きちんと計画に沿って過去問勉強法を4月に案内しますから、今はパラパラとめくって、雰囲気をイメージするにとどめておいてください。