これであなたも、日本語教師!

日本語教育能力検定試験合格を目指して独学でがんばる人の応援ブログ

最下部に「お問い合わせ」のページがあります。ご意見、ご要望や、何か情報がありましたら、ぜひお寄せください。


●●●●●



あなたの選ぶ道

 昨日の今日で大変申し訳ありませんが、昨日の投稿の一部を訂正させていただきます。

 昨日の投稿の中で、「毎年3,000人以上の人が日本語教師の道を断念してしまうのは、あまりにももったいないと思ったからです」と書きましたが、「日本語教師の道を断念」ではなく、「検定試験の再受験を断念」と書くべきでした。

 このブログをお読みの方はご存知だと思いますが、日本語教師として認められる要件は、一般に次のように言われています。

  1. 大学(院)で日本語教育を専攻した人
  2. 大学卒以上で文化庁に認定された日本語教師420時間養成講座を修了した人
  3. 日本語教育能力検定試験に合格した人

 したがって、前述の3,000人以上の人の多くは、検定試験はあきらめたのかもしれませんが、一部の人は、1.または2.の道で引き続き日本語教師を目指したと思われます。

 ここであらためて、この3要件について考えてみたいと思います。

 はっきり明示されたものはありませんが、この3要件は格付けされていると思います。1.がもっとも格上で、次いで2.、3.と下がります。

 なぜでしょうか。それは、1.がもっとも時間とお金を要し、次いで2.、3.と続くからです。

 別の言い方をすれば、1.が実務に必要な知識と実習がもっとも得られ、3.はその反対で実習的な学習は全く必要としません。例えば、教案作成を実際に行うことはありません。知識も、過去問の範囲だけを学習すれば十分です。

 いかがですか。あなたはどの道を選びますか。

 日本語教育学を修め、日本語教師を一生の仕事としたいという人は、ぜひ1.の道を進んでください。

 50万円から60万円の授業料を払って420時間拘束されてでも日本語教師の要件を取得したいという方は、2.の道にどうぞ。

 そして、1.や2.に必要な時間もお金もない、だけどなんとか要件は得たいという人はどうぞ当プログにお付き合いください。

 誤解のないように申し上げますが、私は1.や2.を敵対視しているのではありません。ただ、条件弱者とも言うべき、時間やお金の余裕がない人の力になりたいのです。

 本日の投稿はここまでです。次回は、当ブログのコンセプトや方針、スケジュールについて書きます。