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日本語教育能力検定試験合格を目指して独学でがんばる人の応援ブログ

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赤本第6部「音声分野」の読みかた

 申し訳ありません。またしても前回の投稿から間が空いてしまいました。

 例によって言い訳ですが、最近にわかに仕事が入るようになり、結構忙しいのです。今週は毎日何らかの授業が入っています。ボランティアで4人、有償で3人。国別で言うと、ベトナム5人、フィリピン1人、バングラデシュ1人です。授業形式は、オンラインが6人、対面が1人です。

 時間にすると、短い人で30分、長くて120分ですから、一日当たりの授業時間は知れています。しかし、皆さん、学習目的もレベルもまちまちで、つまり教材もまちまちなので、授業準備にかなり時間を取られます。

 そういうことで申し訳ありません。落ち着いてブログに向き合う時間がなかなか取れなく、ついつい間延びしてしまいました。

 はい、それでは気持ちを入れ替えてブログを書きます。

 赤本第6部の「音声分野」は、私の我流がかなり入ります。部分的に、その方が検定試験対策に有効と考えているからです。特に試験Ⅱの聴解問題は、pooman流を信じて対策を講じてください。

 で、pooman流の第一弾です。聴解問題を解くのに、国際音声記号口腔断面図の理解は必須です。例えば、子音「マ」と聞いたら、両唇鼻音で音声記号は[m]、口腔断面図は下のような図がイメージできないといけません。

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 と、ここまで聞いて、早くも絶望的になっている人はいませんか。

 安心してください。絶望する必要はまったくありません。なぜなら、私がみなさんに強力な対策ツールを差し上げるからです。

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 上の表は、私が試験勉強で使っていた音声表を真似て、フリー素材を使ってエクセルで作成した子音の音声表です。これを当ブログ読者のみなさんに進呈します。ご希望の方は、メールアドレス:pooman269@outlook.jp にお名前(ニックネーム可)、年齢を明記の上、件名に「エクセル音声表希望」として請求ください。返信メールに添付してお送りします。

 なお、当音声表には下のような母音の図も付いています。これも、エクセルで作成しました。

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 赤本などには逆三角形の図が載っていますが、私はこちらの方が正確だと思っています。赤本では「ウ」の音が「オ」より後舌とされていますが、実際にア、イ、ウ、エ、オと言ってみると、「オ」のときの舌先が「ウ」より後ろにあるからです。みなさんは、こちらの図で覚えてください。

 本日はここまでです。次回は、poomanの音声表を使って検定試験対策を述べます。